ソルフェージュは、音楽専門に勉強している人にとって良く使われる言葉ですが、一般の方にとってはちょっと耳馴染みがない言葉ですね。
簡単に言ってしまえば、音楽の基礎の勉強・・ということです。
普通はレッスンに行ってピアノの練習をしていれば、基礎も一緒に身に付くと思われがちですが、どうしても演奏するということだけに一生懸命になってしまうために、はっと気が付くと、案外自分が何もわかっていないのでは?と気が付くことがないでしょうか?
音楽基礎をきちんと最初から勉強して積み上げていくことで、楽器の演奏向上のみならず、音楽全般への理解が高まります。
小さいお子さん場合
最初から音符やリズムや拍子が分かるために、ピアノの進度が早くなります。本人も最初から良く楽譜の意味がわかるため、簡単で楽しいと感じることが出来て、練習意欲が増します。レッスン時に楽譜以外のこと・・手の形、姿勢、曲想などに集中してレッスンが出来ます。
進度の進んだお子さんの場合
音感教育のみならず、クレッセントではそれを楽曲分析にまで発展させているため、楽譜の読み(構成・調性・転調など)を簡単に出来るようになり、どんどん進度が進みます。自分で楽譜を読み解くことが出来るようになり、音楽的な自立が早くなり、同時にたくさんの曲を並行して練習出来るようになります。
4~6人がベストの人数と思いますが、2人からでも行います。もちろん、個人レッスンも可能です。
その時の状況に合わせて臨機応変に対応します。
クレッセントでは、ピアノと並行するメリットを最大限に生かして頂くために価格を押えてあります。詳細はお月謝の欄をご覧ください。
数人で行うクラス授業は水曜日のみです。個人レッスンで対応する場合は他の曜日で調整可能ですのでご相談ください。
個人差があると思いますが、ソルフェージュの力が十分に付いて、集中力も増し、身体や手指の骨格がしっかりしてきたタイミングで始めることが出来ます。大体ソルフェージュを始めてから半年か1年で始められます。
お子さんの様子をしっかり見ながら設定していきます。
基本的には小学校の間は続けることが望ましいと思います。但し、遠方から通われている方等、何か止むを得ない理由がある場合はピアノのみでもお引き受けします。
はい。小学校卒業の時点で音楽の道に進学希望される方、もしくは可能性のある方は、上級クラスの準備があります。石井がそのまま指導する場合もありますが、スケジュール等事情によっては先生をご紹介する場合もあります。
ピアノの体験レッスン(有料)をお申し込み頂いた方は無料で見学・体験できます。
一般的にソルフェージュというと、音大受験生が旋律や和音の聴き取り(聴いてノートに書きとる)のことを指しますが、クレッセントでは、いわゆる「音感教育」を行います。
絶対音感をつけるための聴音(音の高さがわかる)
和音の聴音(コードの聴き取り)
等速感(同じスピードで拍を刻む)
リズム打ち(色々なリズムパターンを叩ける)
音符読み(五線の音をすばやく読む)
リズム読み(リズムのパターンをすばやく読む)
コード進行(和音には進行に規則があります)
楽典(音楽理論)
リズムアンサンブル等を
音感(耳)が急激に発達する3才~5才から始めます。
音感が最も発達するのは4~7才位で、その後は成長曲線がどんどん緩やかになり、12才位でほぼ成長は止まります。なので、音楽を勉強する人にとって、3才~12才は最も大切な音感教育の時期といえるでしょう。
音感やリズム感を楽しく効果的に身につける、ということでは内容は同じです。それを、ピアノレッスンに移行した時に、よりダイレクトに生かせるようなレッスンをしますので、リトミックより計画的に上達することが出来ると思います。2,3才の頃リトミックをやっていて、その後こちらに移動する方もようようです。
ピアノの個人レッスンはプライベートで行いますが、ソルフェージュはクラス授業が魅力です。進度を本人に合わせることは大事なことではありますが、クラスで行うことにより、我が儘が言えないので自然に忍耐力がつき、集中力が増します。
アンサンブル等により合わせる(協調性)を学ぶ。
責任感を身に付ける。
よい意味での友達でありライバルになり勉強に励みが出る。
そして、純粋に楽しい。
お母さんは一緒に頑張れるママ友が出来るので安心で心強い。
以上を考えあわせると、結局、個人で行うよりも結果が良くなることが多いです。もちろん進度には十分配慮しますし、個人レッスンでも対応します。
3~4才
歌をうたう・音楽に合わせて踊る(運動をする)・打楽器を叩いてみる・音楽鑑賞など、情操教育とみんなと何かを一緒に行う喜びや達成感を身に着ける。学ぶというよりも、体験が中心になる楽しいクラス授業です。
4~5才
メロディー模唱と和音模唱(ハ長調・ト長調・ヘ長調・イ短調・ニ短調)。等速感を鍛える、簡単なリズム打ち、曲に合わせてダンス、3拍子・4拍子の指揮、音符読み(ト音記号・ヘ音記号)、リズム読み、楽典、五線ノート、パーカッションを使ったアンサンブル ほか。
ヤマハ演奏グレード10級の高得点の取得を目標にします。
小学校低学年
メロディー聴唱と和音聴唱、聴奏(ハ長調・ト長調・ヘ長調・イ短調・ニ短調~ホ短調・変ロ長調・ト短調・ニ長調ほか)、
音階、両手のリズム打ち、3・4・6拍子の指揮、音符読み(架線)リズム読み、楽典、伴奏付け、鍵盤楽器とパーカッションを使ったアンサンブル。ヤマハ演奏グレード9級の高得点での取得を目指します。
小学校中学年
メロディー聴唱・和音聴唱(♯♭とも3つまでの長調と短調)、音階、2声3声の聴き取り、調と調号、和音進行について徹底して学びます。作曲分析、新曲視唱、伴奏付け。
ヤマハ演奏グレード8級の高得点での取得を目指します。
小学校高学年
楽曲分析、バッハインヴェンション・シンフォニアの分析、新曲視唱、伴奏付け、カデンツ、借用和音、メロディー書き取り・3声体・4声体の聴音の書き取り。
ヤマハ演奏グレード7級6級の高得点での取得を目指します。
上級
音高・音大を目指す人、もしくは可能性のある人のためのクラス。受験のための楽典・聴音(旋律・2声・密集四声体・開離四声体)バッハ平均律の楽曲分析。